従業員インタビュー|こんな仕事をしています編

わたしたちの仲間を紹介します。

採用活動を進めていくにあたり、現在当事務所で活躍している従業員にインタビューを実施しました。
所長が中途入社の3人に質問し、3人がざっくばらんに答えるというスタイルで行いましたので、ご覧いただければと存じます。
今回は「おむろ」での仕事を中心に語っていただきました。
苦労・悩み・難しさから、やりがい、将来に向けての改善点や仲間との絆など、プロとして業務に携わる立場でのインタビューです。

STAFF INTERVIEW

入社のきっかけと経緯

インタビュアー:所長(宇梶)

まずは皆さんがどういう経緯で入社されたか聞かせてください。

スタッフ:A

最初は派遣で入って11ヶ月ほど経った後、直接雇用になりました。
前職は給与関係で、労務の仕事に関心があって、ちょうど募集があったのでそれで。
社会保険だけっていうのは初めてでした。

スタッフ:S

私も派遣からスタートして1年ほどで社員に。前職で総務・人事・給与を経験したので、次は社会保険の分野に特化した仕事を希望していて、たまたま募集があったので。

スタッフ:U

求人サイトから応募しました。
前職も社労士事務所でしたが、給与計算がメインだったので、ここでは社会保険の手続きを深く学べると思い決めました。


当事務所への就業を決めた背景

インタビュアー:所長(宇梶)

AさんとSさんは前所長の時代に直接雇用への切替を打診されたと思いますが、その時どう感じましたか?

スタッフ:A

正直迷いました。
まだ派遣で1年くらいだったんですけど、社保だけのお仕事が楽しかったし、好きだなって思ったので切替を決断しました。

スタッフ:S

1年経ったころでまだ全部理解できてなくて、不安もありましたが、周囲の支えもあってもう少し続けてみようと思いました。

インタビュアー:所長(宇梶)

Uさんがうちの事務所への入社を決めた理由は何でしょうか?

スタッフ:U

通いやすさや、同世代の女性が多い職場で働きやすそうだと感じて決めました。


仕事の中で難しさを感じる瞬間

インタビュアー:所長(宇梶)

この仕事難しいなとか、こういう時どうやったらいいのか悩むとか、今でも悩むとか、そんな業務内容とかありますでしょうか?

全員

法改正のスピードについていくのが大変。

スタッフ:A

システムの仕様変更が多く、対応が遅れたり、操作ミスが起こりやすい。

スタッフ:U

前職では社労夢を使っていたので、ここでのシステムが全く初めてで、初めはデータを取り込む所から慣れるのが大変でした。
システムの使い方が一番躓いたところです。


業務の中で特に注意している点・苦労している点

インタビュアー:所長(宇梶)

大変だなと思う業務はありますか?面倒だなぁと思っていることでもいいです。
何かありますでしょうか?

スタッフ:S

算定、労働保険の年度更新とか、ひとりひとりのデータを注意しながら見ないといけないので。

スタッフ:A

送られてくる給与データの精度が完全でない場合、こちら側でかなりの補正が必要になって、時間がかかったりします。

インタビュアー:所長(宇梶)

社労士として、単なる処理で終わらせず、内容の妥当性まで精査することが求められるということですね。



従業員対応の難しさ

インタビュアー:所長(宇梶)

一般の従業員の方から問い合わせを受けたり、あるいは一般の従業員の方に連絡を差し上げたりとかあると思うんですけれども、ちょっと困った事例とかあったら共有したいと思うんですけど、いかがでしょうか?

スタッフ:U

『保険証を返してください』と案内しても、“保険証とは?”と質問が返ってきてしまったり、自分が当たり前と思っていることが一般従業員さんにとって当たり前じゃないので、もうちょっとわかりやすくお伝えすればよかったなということは結構ありますね。

スタッフ:S

第三号被保険者の意味などもそうです。
一般の従業員様にはわからないことが多いので、丁寧に説明しないと。
扶養関連のやりとりは特にパターンが多く、家庭ごとに事情も違うので案内や対応が難しいです。


従業員とのトラブルやイレギュラー対応の難しさ

インタビュアー:所長(宇梶)

検認(被扶養者調査)で困ったことありますか?

全員

期限までに書類を出してこられない方は困りますね。
扶養内の収入が103万円だと思っていたら、健康保険では130万円だったり、確定申告されている方だったら、税法上の経費の扱いと健保の経費と認められるものが違ったりで、なかなか納得していただけないケースもあります。

インタビュアー:所長(宇梶)

扶養の削除や収入超過の対応は、その不利益も大きいため本人とのやり取りが難航することが多いでしょうね。
原則出していただかないといけない書類が用意できないとか、難しいケースがあって、そういった例外パターンを、健保との間に入って、すり合わせをしながら、一般の事業主様からしたら手間がかかるとか難しいといった部分をするのが社労士事務所なのかなと思います。



やりがいを感じる瞬間

インタビュアー:所長(宇梶)

次に、やりがいとか充実感や達成感を感じたことってありますか?

スタッフ:S

担当者の方から『頼りにしてます』とか『ありがとうございます』と言われたらテンション上がります。
時間がかかることが意外とすぐ出来たりとかしたら嬉しいです。

スタッフ:A

厳しいって言われてる担当者の方に、『ありがとう』とか言われた時に頑張ろうって思います。
あとは労災など少し特殊な手続きがスムーズに完了したとき、一つ身についてるなって感じます。

スタッフ:U

算定が無事終わった後の開放感は格別です。
年間算定が初めてのことだったので無事終わった時は感動しました。


職場内で助け合えてうれしかったこと

インタビュアー:所長(宇梶)

次におむろ事務所の内部で他の人に助けてもらって嬉しかったことってありますか?

スタッフ:S

助けてもらってばかりですよ。
去年はほんとコロナで申し訳なかったです。

スタッフ:A

体調不良時や在宅勤務時でも、出社メンバーが書類見てくれたり、フォローしてくれたから無理やりでも出社しないといけないような状態にはならず安心でした。
私は一週間くらい海外旅行行かせていただいたりしたけど、長期休暇ってみんな取って欲しいのに全然取ってくれないから私が次取りにくい。
みなさんとってくださいね。

スタッフ:U

はい、頑張ってとります。

インタビュアー:所長(宇梶)

Uさん、有休は消化できてます?

スタッフ:U

はい。それは全然出来てます。

スタッフ:S

とりやすいですよね。


残業や業務量についての現状と課題

インタビュアー:所長(宇梶)

最近の残業とか業務量ってどう思われますか?

スタッフ:S

最近は残業が増えており、こなせないじゃなくて“追いつかない”感覚があります。
電子申請で効率化が進んだはずが、逆に処理が煩雑になっているケースもあるように思います。

スタッフ:A

人手の影響もあるが、書類の精度低下や問い合わせ増加も影響していそう。

スタッフ:U

健保の書類変わったりで、案内や問い合わせも影響してるのかなっていうのはあるのかも。
ずっとメール対応してる感じです。


今後取り組みたいこと・改善していきたい点

インタビュアー:所長(宇梶)

これから取り組んでいきたいことはありますか?

スタッフ:A

書類や手順の統一ルールを再整備して、時間短縮や作業の効率化を図りたいです。

スタッフ:S

体調を整え、今度は“助ける側”として周囲に貢献したい。

スタッフ:U

日々のメール対応や見落としを減らし、業務の完結性を高めたい。

全員

保険証返却などの督促は事前アナウンスを工夫することで予防が可能。

インタビュアー:所長(宇梶)

社労士事務所のお仕事は、事業主さんなどが面倒くさいなって思われるような事を代わりにやるので、細かい部分も、苦労することもありますが、そこも含めてみんなで頑張っているので、そこをやって知識を高めることに喜びを感じてもらえればと思います。

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