「人」を育てることで企業の未来を支える
日本では高度経済成長期以降、教育研修費が減少しており、特に若年層への研修機会が不足していることがよく指摘されています。世の企業の多くが人手不足に喘いでいるにもかかわらず、従業員の能力が高まるような研修を提供できていないのが実情のように思います。しかし、企業の生産性を高めるためにも、個人の能力アップは不可欠なものです。
企業の成長に欠かせない「人材力」。その向上には、従業員一人ひとりの意識改革とスキルアップが重要です。当事務所では、労務管理の専門家としての強みを活かし、法改正への対応や実務に役立つ知識を中心に、貴社のニーズに合わせた研修を提供しています。
■主な研修内容
ハラスメント研修
パワハラ、セクハラ、マタハラなど、複雑化するハラスメント問題に対応します。法改正や職場事例を踏まえ、トラブル予防と意識向上を目指した内容です。
特に、最近では「部下からのハラスメント指摘を恐れるあまり、適切な指導ができない」といった悩みを抱える管理職の方も増えています。本研修では、実例をもとにしたロールプレイングや悩みの共有を通じて、適切な指導スキルを身に着け、質の高い管理職を育成します。
メンタルヘルス研修
近年、精神的な不調を理由に休職する方が増加しており、傷病手当金の支給理由としても精神疾患が全体の4割を占めています。その多くが職場環境や人間関係によるものです。本研修では、精神的な不調の前兆をどのように感じ取り、適切に対処すべきかを労使ともに学びます。休職の未然防止や、風通しの良い職場づくりに貢献することを目指しています。
管理職研修
最近の若者の多くは管理職になりたがらないと言われます。それは、上からと下からの圧力の板挟みに合い、苦しむ様を見ているからです。しかし、自分の裁量で行動し、部下を従え、結果を出すことで達成感を得ることには独特の面白みがあり、それが管理職のやりがいであるとも言えます。向上心のある若者にそのロールモデルを示す必要があると思われます。
この研修はリーダーに求められるスキルを包括的に学べる研修です。ハラスメント防止、労務コンプライアンス、コミュニケーションスキルを中心に、実践的なスキルを習得します。
新人研修(給与・社会保険の基本)
若年世代で入社したての従業員は、給与明細の見方が分からない、という話があります。近年、残業代をめぐる労使紛争は後を絶たず、適切に給与を支払っていても知識不足による不信感が募っていることがあります。この状態をそのまま放置をしていると、本当に自分の給与が正しく支払われているのか、との疑念が生じ、ひいては労使間の信頼関係を損なうことになりかねません。
本研修では、一般従業員向けに給与の仕組みや給与明細の見方、社会保険の仕組み等について説明し、一般的な社会常識を身に着けていただくことで、不信感を払しょくして安心を得られるようにします。
その他、法改正対応の研修等、ご要望に沿って様々な研修を担当いたします!
その他の業務一覧
労働・社会保険手続き
労働・社会保険手続きのページです。 従業員に本業に特化させ能力を発揮してもらうためには、本業以外の部分をなるべくスリム化する必要があります。一般的に、労働保険・社会保険などの事務手続きを事業主の方や従業員が行う場合には、不慣れな手続きにより事務処理がスムーズにいかず、余計に時間がかかっているようです。
就業規則の作成・改訂
就業規則についてのご相談は、社会保険労務士法人おむろ人事サービス 大阪事務所までお気軽にお問い合わせください。総合労働相談コーナーに寄せられる労働相談の内容は、いじめ・嫌がらせ等のハラスメント問題や退職・解雇、労働条件の引き下げなどが毎年上位を占めております。